自宅マイルームの机の上に「降圧剤」なるものが放置されている…
3ヶ月ほど前はきちんと飲んでいたのだが…ある時何かのはずみで薬が袋ごと机の後ろに落ちた…とればいいだけの話だが、机を動かす必要があったので面倒くさくて…
「飲み忘れたことにしよう…」
数週間後…とりあえず定期的に行っている検診に行くと…
「上130と下70。いい感じですね。いつもの薬を出しておきます」
内心「オッ!そうなん?実はしばらく飲んでないんだけど…」と思ったが、それにはふれずに
「わかりました」…
それからは「飲まなくても正常値になってきたなら飲まない方がいい…」とばかりに
薬が隅っこに移動して放置されたまま1ヶ月以上過ぎた…
しかもホントは1ヶ月ごとに通院しないといけないのだが…約50日ぶりに通院してみた
最近はウォーキングも再開して体調も良い感じだし…
今日の測定で正常値だったら、これを機に
「脱降圧剤」
をドクターに申し出よう!
「お変わりないですか」?
「はい、元気です」
「測ってみましょうね」
(……ん?ドクターの顔が険しいなぁ…)
「深呼吸を3回してみて下さい!」
「すーはーすーはー…」(はいて…吸って…)
「ん?イカン
デスネ!」
カルテを再確認後…
「薬切らしてますね…最近飲んでいませんね」
「いくつでしたか?」
「上170
下110
ですよ」
撃沈…
素直に再度服用いたします…
平成を最後に「降圧剤」と縁を切る願いは無残にも打ち砕かれた…
令和ではさらに深いご縁となるのであろうか…